テストを Google でホストする場合、テスト用のデータは Google のサーバーに保存され、ユーザーがテスト ページを参照するたびにテスト対象のウェブページにダウンロードされます。 Google でホストする代わりにセルフホスティングを行うと、テスト データはテスト対象のウェブページに組み込まれるため、ページを表示するために Google のサーバーにアクセスする必要がなくなります。 テストを Google でホストする場合インストールや保守が簡単ですが、セルフホスティングの場合はインストールに技術的な作業やスキルが必要です。しかしサイトの Google サーバーへの依存度が減るため、ウェブサイトの表示が多少速くなります。
Google ではテストを Google でホストすることをお勧めしています。セルフホスティングを検討される場合は、次の点について理解する必要があります。
設定のしやすさ
テストを Google でホストする場合、ウェブサイトの設定はとても簡単で、ウェブサイト オプティマイザーのタグを使ってサイトを一度編集するだけですみます。 セルフホスティングの場合は、Google のサーバーから最新のテスト データを定期的に取得してお客様のシステム内に保管し、テスト ページに動的に埋め込むといった、技術的な作業がより多く必要になります。
遅延の可能性
テストを Google でホストする場合、データが Google のサーバーから取得されてから表示が行われるため、多少の遅延 (場合によっては 1/10 秒程度) が発生することがあります。 セルフホスティングの場合、すべてのテスト データがお客様のページに保存されるため、 特にコンテンツのパターン数が多い場合などにページのサイズが増加しますが、Google のサーバーに接続する必要がないため、結果的には遅延が小さくなります。
Google への依存度
テストを Google でホストする場合、Google では高性能のサーバーを複数使用しているため可能性としては非常に低いものの、Google のサーバーに問題が発生すると、Google サーバーのリソースがタイムアウトするまで待機するため、ページの表示に多少時間がかかる場合があります。 セルフホスティングでは、このような問題はありません。ページがお客様のシステムから提供される限り、通常どおりに表示されます。 どちらの場合でも、デフォルトのコンテンツは常にお客様のページにあるため、ウェブサイトは正常に表示されます。